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蒼き地球の誕生〜短鎖ペプチド仮説〜新たなるタンパク質ワールド仮説

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免疫グロブリンドメイン

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2020年3月18日 / 最終更新日時 : 2020年4月8日 Hiroshi Masuda 第1部  原始無生物環境における化学進化

14.疑似思想からみた抗体タンパク

 結合特異性が高まる仕組み 次に、このような遺伝子の断片化思想で生成された抗体タンパクが、最初は対象抗原と低い特異性であるにもかかわらず次第に高い結合特異性を示すようになる理由を、先ほど述べた擬態思想の観点から考えてみたい。抗体タンパクは軽鎖と重鎖から構成され、抗原と結合する領域は可変領域、特にアミノ酸配列が著しく変化する三つの部位を超可変領域または相補性決定領域とよばれ、これらは抗原結合部位を形... 続きを読む

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2020年3月18日 / 最終更新日時 : 2020年4月9日 Hiroshi Masuda 第1部  原始無生物環境における化学進化

24.免疫グロブリン・スーパーファミリー

 天然タンパク質構造は複雑系であるが、中には一部が共通した構造で構成されている一群のタンパク質がある。例えば、免疫グロブリンドメインには構造の一部が特徴的な二つのシステインが、数十個のアミノ酸をはさんでお互いに結合して生じる-S―S-ループ構造をもつ領域(免疫グロブリンドメイン)が存在する。このループドメインの数が異なることで、免疫に関係する受容体や接着分子など多様な分子が存在することになる。これ... 続きを読む

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索引

20種類のアミノ酸 Anfinsen disordered structure NRPs NRPs系 アミノアシルtRNAシンテターゼ アミノ酸 アミノ酸残基数 アンチコドン イントロン タンパク質ワールド ペプチド伸長反応 ペプチド結合 ミクロスフェア リボソーム 伸長モジュール 共有結合 分子進化 天然タンパク質 巨大な複合体 抗体タンパク 擬態思想 断片化思想 新生ポリペプチド鎖 核酸 池原健二 無秩序構造 生命の起源 生命誕生時 疎水結合 疑似複製 短鎖ペプチド 短鎖ペプチド複合体 短鎖ペプチド起源説 自由エネルギー 複製 超二次構造 遺伝暗号 遺伝装置 酵素タンパク 非リボソーム性ペプチド合成 非共有結合 高分子核酸 GADV RNA

増田 宏志
元帯広畜産大学 畜産学部畜産科学科
畜産生命科学講座(細胞分子制御科学分野) 教授
東京都三鷹市在住
Email: hmasuda@peptideworld-masuda.net

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